株式会社多摩川ホールディングス(以下、当社)は、2021年4月1日付で、経済産業省が定めるDX認定制度に基づく「DX認定事業者」の認定を取得いたしました。

DX認定制度は、DX（デジタルトランスフォーメーション）を推進するためのビジョンの策定や戦略・体制の整備などが既に行われている事業者を経済産業省が認定するものであり、当社グループは展開する「電子・通信用機器事業」と「再生可能エネルギー事業」の双方においてDX推進に向けた経営ビジョン・戦略などの取り組みが、経済産業省の示す認定基準を満たしていること、並びにステークホルダーへの適切な情報開示が行われていることなどから、認定を取得しました。

当社グループは、「人と地球の未来のために」を企業方針とし、「高度通信技術」と「再生可能エネルギー開発」というこれからの日本にとって非常に重要な２つのフィールドを展開してまいりました。昨今、感染症の影響を受けた急速なデジタル化、気候変動、自然災害の頻発・激甚化によって当社を取り巻く外部環境は大きく変化しましたが、DXを推進し、「スマートシティ」、「脱炭素社会」を実現する企業として確固たる地位を確立してまいります。

電子・通信用機器事業では、5Gの超高速・大容量通信に必要不可欠な最先端の「アナログ高周波技術」を軸とする電子・通信機器・システム開発技術により、都市の防災・環境・医療分野のDXを推進し、スマートシティ、脱炭素社会を実現することをビジョンに掲げております。事業パートナーシップを活用したローカル5G関連分野のシェア拡大によって日本全体のDX化に貢献することを目指します。

再生可能エネルギー事業では、電子・通信機器事業で培ったデジタル技術を活用した再生可能エネルギーシステムを普及させ、温室効果ガスを削減し、脱炭素社会を実現することをビジョンに掲げております。

【DX認定制度の概要】
DX認定制度とは、2020年5月15日に施行された「情報処理の促進に関する法律の一部を改正する法律」に基づき、経済産業省が定めた「デジタルガバナンス・コード」の基本的事項に対応する企業を申請に基づいて国が認定する制度です。