1)2020年第1四半期の決算は、減収減益(前年同期比)。
売上減の主な要因は、前期自社保有の2発電所の売却により売電収入が減少した為。ただし、売上総利益は前年より増加。
営業利益の減少理由は、研究開発費も含めた一般管理費が約50百万円増加した為であるが想定内。
支払利息は、57百万円から43百万円と14百万円減少しており、大幅に改善。
2)電子・通信用機器事業(100%子会社の多摩川電子)においては、移動体通信分野と、官公庁及び公共関連分野での受注高が1,208百万円(前年同期比49.3%増)と大幅に拡大しており、今後収益に反映されてくる。
3)再生可能エネルギー事業において、今期は自社保有の発電所の売却を予定。
第1四半期決算には反映されておらず、今期中に売却し収益に反映されてくる予定。
4)例年弊社は、官公庁及び公共関連分野の売上が多い為、収益時期の傾向は下期偏重型。
5)上記の理由から、通期業績予想は、売上高5,699百万円(48.4%増)、営業利益524百万円(242.2%増)に据え置き。