当社は、本日開催の取締役会において、下記のとおりソーラーシェアリング事業の事業用地の確保に関して、土地の所有者と区分地上権設定契約を締結する旨を決議いたしましたので、お知らせいたします。
1.ソーラーシェアリング事業の概要
ソーラーシェアリングとは、農地を活用し太陽光発電事業を行うことを言います。
具体的には、太陽光発電システムに使用される支柱を立て太陽光パネルを設置し、その下では農業を行うという事業であり、農業と発電で太陽光をシェアすることからソーラーシェアリング、または営農型発電事業と呼ばれております。
このようなソーラーシェアリングは、営農収入と太陽光発電の売電収入の両立により事業性を高め、営農を継続的に実現することができる新たな仕組みであり、農業従事者の減少や全国で増加している耕作放棄地の再生といった課題解決に大きく貢献する取り組みであります。
当社グループといたしましては、今後も地域の特性を活かし、地域に密着した再生可能エネルギー発電所の開発を加速させることで、CO2の削減はもとより、地域や社会に貢献するため尽力してまいります。
2.賃借の概要
所在地:静岡県島田市岸町64、他
面積:4,626㎡
設置キロワット数:約406Kw
地目:田
賃借料の総額:賃貸先との守秘義務により、賃借料の開示は控えさせていただきます。(賃貸借契約における賃料に関しましては、当面自己資金を予定しております。)
契約概要:21年間の区分地上権設定契約
3.賃借先の概要
(1)氏名
一言 伊一郎
(2)住所
静岡県島田市
(3)上場会社と当該個人の関係
資本関係、人的関係及び取引関係はありませんが、当社の株主の親族であります。また、当社の関連当事者には該当しません。
4.今後の見通し
当該ソーラーシェアリング事業の開発に必要な許認可を正式に取得した後に太陽光発電所の建設を開始する予定であり、現在の計画では平成30年3月下旬頃に完成予定のため、本格的な売電開始時期は翌期以降となる見込みであります。従って本事業における当社グループの当期の業績に与える影響は軽微であります。
【ご参考】※写真はスマートブルー株式会社様からご提供いただいたイメージ写真です。